株式会社ユーザベース(以下、ユーザベース)は、当社コーポレートサイトにて、2023年度のDEIBレポートを公開したことをお知らせします。
ユーザベースは、2021年6月22日にDiversity&Inclusionの推進に関するコミットメントを発表。それ以降、社内にD&Iコミッティ(委員会)を立ち上げ、社内施策実行・モニタリング・評価に加えて、D&I関連数値と施策の継続定期開示を行ってきました。
コミットメントの1つとして、「従業員と管理職のジェンダー別比率の乖離を減少させる取り組み」を行っていくことを掲げていましたが、管理職以上における女性比率、男性の育休取得率・取得日数などは、この2年間で順調に増加しています。一方で、全メンバーのジェンダー比率との間にはまだ乖離があるのも実態です。
今回のレポートでは、上述のコミットメントに対する振り返りを行うとともに、ユーザベースグループの多様性に関する現状を、昨年よりも更に詳細なデータで可視化・開示しています。
▼主な開示データ
- 全メンバーのジェンダー比率
- 採用におけるジェンダー比率
- 管理職以上の女性比率
- Diversability雇用(障がい者雇用)の推進状況
- 社員の育休取得率、育休平均取得日数と復帰率(男女)
- 平均残業時間
- フレックスタイム・リモートワーク実施率
- 有給休暇取得率
- 男女の賃金(想定年収)の差
また、ユーザベースでは、D&Iからさらに一歩踏み込んだ概念であるDEIB(Diversity, Equity, Inclusion & Belonging)を新たに掲げています。私たちは、一人ひとりが最高のパフォーマンスを発揮できるカルチャーをつくるためには「Belonging」 (一人ひとりが「自分の居場所がここにある」と感じられている状態)が必要と考え、今後はBelongingを最重要テーマに据えて、新たなコミットメントの策定を検討していきます。
△2023年度DEIBレポート(P16)より抜粋
ユーザベース執行役員CHRO(DEIB推進担当役員)・松井しのぶのコメント
私個人の信念として、「人の個性は様々だけど、人が活躍できる可能性は、環境や仕組みで高めることができる」と思っています。多くの場合において、「自分の居場所がここにある」という安心感と適切な環境と仕組みがあれば、人はパフォーマンスをしっかりと発揮できるし、職場においてはパフォーマンスを発揮できることで「自分の居場所がここにある」というBelongingに繋がるのではないかと考えます。
このような信念のもと、約2年前に、D&Iコミッティ(2023年にDEIBコミッティに改名)を立ち上げ、会社としてもコミットメントを発表しましたが、同時に、社内でもたくさんの意思あるメンバーが自主的な活動としてDEIBに取り組んできました。2年間で前進したことも、まだまだ道半ばのこともありますが、今後はよりBelongingを意識した活動目標を掲げていきたいと考えています。
ユーザベースのパーパスは、「経済情報の力で、誰もがビジネスを楽しめる世界をつくる」です。その実現のためには、多種多様な「異能」を結集する必要があります。異能が掛け合わさることで、多くのユーザーの負が解消され、創造性が最高度に発揮されるサービスをつくることができ、パーパス実現に近づくはず。私たちはそう考え、The 7 Valuesのひとつとして、「異能は才能(We need what you bring)」を掲げています。
異能は才能(We need what you bring)
異能を掛け合わせることで、見たこともない力が立ち上がる。
私たちは、価値観、経験、人種、国籍、民族、宗教、性的指向、身体・知的・精神特性、強み・弱みなど、一人ひとりの異なる個性を歓迎する。そして、共に目指す世界をつくるために、思いや考えを直接当事者に伝え、想像力をもって受け止め、互いの景色を交換する。オープンコミュニケーションの可能性を信じ、分かり合うことを諦めない。
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