株式会社ユーザベース(以下、ユーザベース)は、当社コーポレートサイトにて、2024年度のDEIB Reportを公開したことをお知らせします。
「DEIB Report 2024」はこちらからご覧いただけます。
ユーザベースは、企業バリューのひとつとして、そして解決すべきマテリアリティのひとつとして、「異能は才能」を掲げています。メンバー1人ひとりが才能を発揮して働ける会社にしていくために、DEIB(Diversity, Equity, Inclusion and Belonging)の活動をDEIB Committee(委員会)を中心に全社で推進しています。
その活動の進捗と詳細を、昨年に引き続き「DEIB Report 2024」に取りまとめました。
2023年度の主な取り組み
従業員におけるジェンダー別比率と管理職に占めるジェンダー別比率の乖離
管理職以上における女性比率は、この4年間で順調に増加。2023年度末は29.7%と、日本の女性管理職割合(12.7%)より高い水準に達しています(※)。
一方で、全メンバーに占める女性割合(41.8%)との間にはまだ乖離があるのも実態です。引き続き、リーダーシップ研修やメンタリング支援、産休・育休明けオンボーディング支援などを通じ、ジェンダーがキャリアの障壁とならないような取り組みを推進していきます。
障がい者雇用の促進
ユーザベースグループでは2023年、Diversability雇用(障がい者雇用)の拡大のために受け入れ体制の強化施策を実施。その結果、株式会社ユーザベースでは法定雇用率を越える2.8%の実雇用率となりました。
ミドルエイジの心身に向き合う活動
DEIB Committeeでは2023年、全社員を対象に行った「更年期に関する意識調査」をきっかけに、ミドルエイジのWell-aging(加齢を受け入れ、よりよく生きること)を考える分科会を発足しました。
更年期症状によるパフォーマンス低下が当事者や周囲に及ぼす影響に着目し、相互理解を深める活動を通じて、誰もが持続的に働きやすい環境づくりを目指します。
主な開示データ
・全メンバーのジェンダー比率
・管理職以上の女性比率
・男女の賃金差
・中途・新卒入社比率
・採用におけるジェンダー比率
・年代別メンバー比率
・職種別のメンバー数・ジェンダー比率
・Diversability雇用(障がい者雇用)の推進状況
・社員の育休取得率、育休取得日数と復帰率(男女)
・有給休暇取得率
・平均残業時間
・フレックスタイム・リモートワーク実施率
・従業員の国籍
・エンゲージメントサーベイ結果の男女差
ユーザベースCHRO(DEIB推進担当役員) 松井 しのぶからコメント
2020年にD&Iの社内プロジェクトがはじまり、その後DEIBコミッティに進化したユーザベースのDEIB活動は、開始から3年超が経ちました。この3年の間に、トップダウン・ボトムアップ両軸でさまざまな施策が実行され、現在も約40名の意思あるメンバーによる活動が広がり続けていることをとても嬉しく思います。
2023年度も、新たにLGBTQ+のAllyコミュニティや更年期コミュニティが立ち上がるとともに、「34の約束」の英語版リリースなどを進めることができました。また、3年半ぶりの社内アンケートでは、社内における平等な機会の提供について、大幅に数字が改善するなど、なかなか定量的に測りにくいDEIBの浸透について、この3年間の活動の結果が明確に見られました。
CHROとして、またDEIB推進担当役員として、私自身が目指していきたいのは、「ここにいていいんだ、ここにいて良かった」と1人ひとりが思える組織です。そのためには、「仕事を通じて、自分の存在価値と自己重要感が認められること=仕事を通じてパフォーマンスが発揮できること」が大事だと考えています。これからも、この想いをDEIBの活動を通じて形にしていきます。
ユーザベースのパーパスである「経済情報の力で、誰もがビジネスを楽しめる世界をつくる」を実現するためには、多種多様な「異能」を結集する必要があります。異能が掛け合わさることで、多くのユーザーの負が解消され、創造性が最高度に発揮されるサービスをつくることができ、パーパス実現に近づくはず。私たちはそう考え、The 7 Valuesのひとつとして、「異能は才能(We need what you bring)」を掲げています。
異能は才能(We need what you bring)
異能を掛け合わせることで、見たこともない力が立ち上がる。
私たちは、価値観、経験、人種、国籍、民族、宗教、性的指向、身体・知的・精神特性、強み・弱みなど、一人ひとりの異なる個性を歓迎する。そして、共に目指す世界をつくるために、思いや考えを直接当事者に伝え、想像力をもって受け止め、互いの景色を交換する。オープンコミュニケーションの可能性を信じ、分かり合うことを諦めない。
お問い合わせ
ユーザベース 広報担当
https://www.uzabase.com/contact/
会社概要
社名:株式会社ユーザベース / Uzabase, Inc.
設⽴:2008年4⽉1⽇
代表者:稲垣裕介 / 佐久間衡
所在地:〒100-0005 東京都 千代田区 丸の内2-5-2 三菱ビル
https://www.uzabase.com/