ユーザベース・グループである株式会社ニューズピックス（本社：東京都渋谷区、代表取締役：梅田優祐）は、オリジナル記事を作成する編集部に、東アジア領域を専門とするジャーナリスト 野嶋剛が「特約コレスポンデント」として2016年9月1日付けで加入したことをお知らせいたします。
野嶋は、中国や台湾を中心とした東アジアに関する歴史や文化、政治への深い見識のもと、徹底して取材された記事・報道に高い評価を得ており、東アジアに精通したジャーナリストとして確固たる地位を確立してまいりました。
NewsPicks編集部では野嶋を迎え、今後も様々な切り口から取材・深掘りされた良質なコンテンツをお届けすることで、より一層お客様にご満足いただけるサービスを提供してまいります。
NewsPicks取締役 編集長 佐々木紀彦 メッセージ
日本にとって、グレーターチャイナ（中国、香港、台湾などの中華圏）は、最重要地域のひとつです。今回、加入する野嶋剛記者は、グレーターチャイナ報道のプロであり、中国・台湾でも知名度の高い日本人ジャーナリストです。読者の皆さんにタイムリーかつ大局的な情報をお届けできるよう、野嶋記者を中心として、経済・政治・社会のあらゆる角度から中華圏を描いていきたいと思います。
野嶋剛 メッセージ
「東アジア特約コレスポンデント」という立場で、ニューズピックスのチームに加わります。「コレスポンデント」は通信員や特派員などと訳されますが、要するに、離れた場所から何かを伝える人間のことです。これから、中国、台湾、香港、そのほかいろいろな土地から、現地の温度や匂いが伝わるような原稿を、NewsPicksの読者の皆さんにお届けするつもりです。
【プロフィール】
野嶋 剛（のじま つよし）
NewsPicks 東アジア特約コレスポンデント
1968年生まれ。上智大学新聞学科卒業。大学在学中に香港中文大学・台湾師範大学に留学。1992年朝日新聞社に入社後、佐賀支局勤務、中国・アモイ大学留学を経て、2001年にシンガポール支局長に就任。その間、アフガン・イラク戦争の従軍取材を経験する。その後、政治部、台北支局長、国際編集部次長、AERA編集部などを経て、2016年4月からフリージャーナリストとして活動。中国、台湾、香港、東南アジアの問題を中心に活発な執筆活動を行っており、著書の多くが中国、台湾で翻訳出版されている。
著書
『イラク戦争従記』（朝日新聞社、2003年）
『ふたつの故宮博物院』（新潮選書、2011年/中国で訳書が2014年度編集人年間最優秀図書（社会科学部門）に選出）
『謎の名画・清明上河図』（勉誠出版、2012年）
『銀輪の巨人ジャイアント』（東洋経済新報社、2012年）
『チャイニーズ・ライフ』（訳書・上下巻、明石書店、2013年/文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞）
『ラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人たち』（講談社、2014年）
『認識・TAIWAN・電影 映画で知る台湾』（明石書店、2015年）
『故宮物語』（勉誠出版、2016年）
『台湾とは何か』（ちくま新書、2016年）
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