ユーザベースグループのNewsPicksは、大宅壮一ノンフィクション賞受賞歴を持つ国内トップクラスの科学ジャーナリスト、須田桃子を新たに迎えました。あわせてNewsPicks編集部に「サイエンス班」を新設し、科学分野の報道をさらに強化してまいります
今回新たに編集部に参画する須田は、2001年に毎日新聞社入社。2006年から東京本社科学環境部記者として活躍し、緻密な取材を重ねて上梓した『捏造の科学者 STAP細胞事件』では大宅壮一ノンフィクション賞および科学ジャーナリスト大賞を受賞。2019年10月に共著した『誰が科学を殺すのか 科学技術立国「崩壊」の衝撃』では、日本の科学政策の深部まで取材を行い平成の失われた30年をもたらした科学研究力の失墜の原因に迫りました。
NewsPicks編集部では、須田の入社にあわせてサイエンス班を新設。経済ニュースと密接な関係にある科学技術分野を強化することで、「経済ニュースを、もっとおもしろく」を実現してまいります。
須田桃子 プロフィール
2001年毎日新聞社入社、06年から科学環境部記者。地震や天文学、生命科学、再生医療、生殖補助医療、科学技術政策を中心に取材。16年秋から約1年間、米ノースカロライナ州立大学遺伝子工学・社会センター客員研究員。生命科学の新たな潮流である合成生物学とその軍民両用性をテーマに取材し、『合成生物学の衝撃』を18年4月に上梓。取材班キャップを務めた毎日新聞の長期連載「幻の科学技術立国」(18~19年)では、アカデミア・民間企業ともに研究力低下が指摘される日本の科学技術の深刻な現状とその背景に迫り、反響を呼んだ。
<コメント>
遺伝情報を効率よく改変できる「ゲノム編集技術」の爆発的な広がりが示すように、さまざまな産業に波及して変革をもたらす真のイノベーションは、基礎科学からこそ生まれるという確信を持っています。また、感染症や気候変動問題をはじめ現代社会が直面する課題の多くは、科学的な理解を必要とします。科学記者としての経験と、NewsPicksの魅力的な発信手法を生かし、新時代に求められる科学報道の「新たな形」を探っていきます。
<NewsPicks編集長・池田光史のコメント>
サイエンスやアカデミアへの理解なくして、もはやビジネスシーンは語れなくなっています。ビジネスパーソンにもサイエンスの素養は必須となる中、国内トップ級の実績を持つ科学ジャーナリストの須田氏を新たなリーダーとして迎え入れることができました。NewsPicksはこれまでも科学分野の特集に挑戦してきましたが、須田氏の参画により、ステージを何段も上げて、サイエンス報道をお届けしていきます。
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