株式会社ユーザベースは、経済情報プラットフォーム「SPEEDA」において、「新・セグメント比較機能」をリリースいたしましたのでお知らせいたします。
今回のリリースによって、国内大手企業の事業セグメントを基点とした分析が実現。全社単位ではなく、セグメントベースでピンポイントに比較・分析できるようになりました。今後、国内上場企業全て、そしてグローバルな上場企業データへと拡げるとともに継続して機能拡充を行い、「事業」を起点としたグローバルベンチマークを可能にする予定です。
「新・セグメント比較機能」概要
開示事業セグメントを元に、当社アナリスト及び機械学習で紐づけしたデータを比較・分析できるようになります。SPEEDAには独自定義した560の業界分類があり、アナリストによる紐づけに評価を頂いていました。本機能ではより細分化し、各企業の開示セグメントに対して紐づけを実施。これによって、事業分析の初期行動において企業単位ではなく「事業」単位での比較ができ、より解像度の高く正確な、情報把握が可能となります。
本日リリースする機能
本日先行リリースする機能では、SPEEDAの業界分類における、国内時価総額上位企業を中心に最新セグメントの約40%*、直近3か年売上高をカバーしております。順次カバレッジ・各機能の拡充を進めてまいります。
(*アルゴリズム推定含む)
直近のアップデート予定(年内)
・比較可能財務科目の追加
・国内企業カバレッジの拡充
・ダウンロード機能
また今後、国内上場企業全て、そして海外上場企業の事業セグメントまでカバーを広げて参ります。
<SPEEDA 経営企画部門のユーザー様のコメント>
株式会社日本製鋼所 取締役 執行役員CFO 兼 経営企画室長、兼 事業開発室長
菊池宏樹様
当社は「攻めの経営」で事業領域・規模の拡大を中期戦略として描いており、実行を進めていく上で、自社・競合・顧客業界の情報収集は重要な要素です。
事業環境の分析・把握において『セグメント比較機能』を活用することで、スピードと質を高めることができると期待しております。
Yamaha Motor Ventures & Laboratory Silicon Valley CEO、
兼 ヤマハ発動機株式会社 先進技術本部 NV事業統括部長
青田元様
昨今、目まぐるしい変化が起こっている中で、顧客・競合企業の情報収集の正確さ及びスピードの重要さは高まってきております。ワークスタイルの変化が加速する中、デスクトップリサーチの質をどこまで高められるかが、意思決定の質に直結します。『セグメント比較機能』は、当社のように幅広く事業展開をしている企業の業務品質向上に期待ができます。
<SPEEDA セグメント比較機能 開発責任者 西川翔陽のコメント>
これまでSPEEDAは、企業とその事業環境情報を構造化し、ユーザーの皆様にお届けして参りました。しかし、近年の加速度的変化に対応する主体は事業体、ビジネスそのものです。既存事業をドラスティックに変える、また新事業を生む、そうした挑戦により「事業」で突破口を拓き、企業を進化させることが私どものお客様、それを支援するプロフェッショナルファームのみなさまが行われていることだと感じております。この挑戦を支えるには、ご提供する情報の解像度を、事業単位まで高め、ご提供することが重要だと実感いたしました。
今回先行リリースした機能は、未だスタート地点に立っただけにすぎません。推薦文を頂いた日本製鋼所、ヤマハ発動機様といった業界の変革を先導する2社をはじめ、本機能の開発にご協力頂いたお客様には、今後のロードマップへのご期待と合わせ、これこそ把握したかったこと、という嬉しい声を頂いております。
これから機能により磨きをかけ、経営分析の現場のスタンダードを「企業分析」から「事業分析」にできるよう、みなさまの挑戦の一助となれるよう尽力いたします。
お問い合わせ先
株式会社ユーザベース(担当:PR)
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