株式会社ユーザベースは、経済情報プラットフォーム「SPEEDA」において、新機能「特許動向検索」をリリースいたしましたのでお知らせいたします。
本機能では、SPEEDAが強みとする企業・業界情報に特許データという技術情報が加わることで、技術軸×業界軸で企業の注力度合いが特許出願数推移により把握できるようになります。これにより、さらに俯瞰的にビジネス構造や経済動向を把握できるほか、新規事業などの将来的なビジネスチャンスを生み出すための戦略立案を能動的に考えることも可能となります。
外部の有識者・専門家の協力のもと、企業が事業軸、製品・サービス軸から想像しやすい切り口で構造化した「SPEEDA独自特許分類」を開発。
変化も激しく、注目度が高い技術分野を中心に、各企業の特許出願数や被引用回数等での序列、その経年変化を捉えることで、技術軸で新たなパートナーや競合企業、将来的な顧客層を発見できます。
また、IPランドスケープ(*1)をはじめとした、経営と技術の戦略的な情報連携における財務データと特許データのクロス分析や、業界と技術の相関分析もSPEEDAで行うことが可能になりました。
今回、日本の特許データ265分類を先行リリースし、分野数や海外の特許データは順次拡充してまいります。また、今後、経営と技術をつなぐ様々な交流イベントなども開催していく予定です。
*1:経営の意思決定に資する知財戦略
※本機能は特許出願済です。
※本サービスはオプションサービスとなっており、ご利用時には別途手続きが必要となります。
代表取締役社長 稲垣裕介のコメント
ここ数年において、技術情報に対するニーズを多数いただいており、近年では研究所や知的財産部門、技術企画部門等でのSPEEDAの導入も100を超えてきております。そのような中で、企業・業界情報と技術情報がかけ合わさることにより、ビジネス構造を俯瞰して捉えられることに対するユーザーの皆さまからの非常に高い期待を感じており、今回新たに特許動向検索をお届けできることを大変嬉しく思います。
テクノロジーとビジネスの融合で新たな市場が創造されている昨今において、市場の全体像を把握することは重要テーマの1つであります。
今回のリリースでは、多数の専門家の方々にもご協力いただき、SPEEDA独自の特許動向検索機能を開発することができました。
これを皮切りに、今後はトレンドやニュース情報とも紐づけ、情報を相互連携させることで市場ごとの技術動向をより可視化できるようにしていきたいと考えています。
コンサルティングファームや経営企画など既存のお客様が気軽に分かりやすく技術情報を捉えていただけるだけではなく、技術系職務のお客様にも新たな価値をお届けすることで、ユーザーの皆様の意思決定やビジネスを進化させる一助となっていけるよう、サービスの向上に努めてまいります。
SPEEDAについて
SPEEDAは、「企業の進化に、スピードを。」というミッションのもと、企業・業界分析に必要となるあらゆる情報が網羅的かつ体系的に整理された世界最大級の情報プラットフォームです。世界中の企業情報、業界レポート、市場データ、ニュース、統計、M&Aなどあらゆるビジネス情報をカバーしており、事業会社、金融機関、コンサルティングファームなど1,100社を超える導入実績があります。中期経営計画策定、M&A戦略策定、海外戦略策定、新規事業開発、競合企業調査、営業戦略策定、営業企画策定、マーケティングなど様々なビジネスシーンで活用されています。
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